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ハンドメイドルアーLOT職人歴40年 汐瀬 聡

ご挨拶

ハンドメイドは1980年より始めています。LOT(ロットとは当たりくじの意)と命名した私のルアーの中で、代表作BTシリーズ (バタフライトップシリーズ)は、1988年に原型を完成させています。琵琶湖で生まれ育った必釣トップウォーター ミノーでの感動を皆様に伝えられれば幸せです。ポーズ、ダイブ、平打ち、首振りの連続アクションでバスやトラウトにとどまらず、多種多様の魚達を誘ってみてください。
トラウトでは本栖・中禅寺・芦ノ湖・坂本・池原・有峰・九頭竜ダムでのトローリングやミノーイング、また地元京都では美山川・清滝川・賀茂川などの渓流でのミノーイングの経験を活かし、土地土地の釣法やアタリ針を反映した特注ハンドメイドも相談、対応しております。また有難いことに、メーカーさんへのデザイン、コンセプト提供もしてきました。
最近のカスタムルアーは、中禅寺湖の春蝉パターンに特化した蟬ルアーやグリグリに特化した螺鈿シリーズC110Fミノ-が、あげられます。 プライベートルアーとしては、ビワマスのトローリングに用いる夜行貝や鯨髭スプーンなどもあります。
断続的ではありますが、細く長くハンドメイドの魅力と伝統を残せればと、日々試行錯誤していますので、引き継ぎよろしくお願いいたします。

ルアー製作回想記

幼少時代から釣りに夢中になっていました。魚の生命反応が玉浮きに現れる、そんなやり取りに夢中になったものです。それからは、さまざまな釣り場へ通い美しい魚と出会ってきました。中学、高校時代ではルアーフィッシングの存在を知ることになります。お小遣いを貯めては釣具屋でルアーを買い続けていました。大学時代では、車の免許をとり琵琶湖に足しげく通うとともに、ハンドメイドルアー制作に没頭することになります。機能的で美しいルアーを求め、さまざまな釣りをし、自身が納得するハンドメイドルアーを求め試行錯誤の日々。そして完成したのがLOTの代表作となるBTシリーズ。数々の釣りの経験や美しい魚との出会い、そして多くのルアーの研究によって、生み出されたBTは自身の求める理想を具現化できた瞬間でした。BT試作の第一号をスイミングテストした時は、感動しその想いは魚にも届くと確信しました。それからは、BTシリーズをはじめツチノコシリーズなど釣り人として納得のいくハンドメイドルアーをつくることだけを意識し、40年間ハンドメイドルアー制作に勤しんでいます。